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SOS!こんな時の応急処置はどうしたらいい?~ダウンジャケット編

長く使えることが魅力のダウンジャケット。これが破れてしまったときは、どのように対処していったらよいのでしょうか?
ダウンジャケットの破れ対策について見ていきます。

ダウンジャケットが破れてしまった……こんな時どうしたらいい?
ダウンジャケットの中身は、基本的には羽毛(水鳥の羽など)です。現在は中身が棉のものでも「ダウンジャケット」と称する人もいますが、これは厳密に言うと間違っています。
羽毛を使っているからこそ、ダウンジャケットは軽く、暖かい上着に仕上がっています。しかし、だからこそ起こりうる問題があります。
それが、「糸と針で縫うことができない」という点です。
ダウンジャケットに使われている水鳥の羽は、針の穴のように、極めて小さい穴からも出てきてしまいます。そのため、一般的な処置方法である「縫う」という方法が使えないのです。
もちろん、アップリケなどでの対応もできません。
ただ、ダウンジャケットのなかには、羽毛を直接入れず、「羽毛が入った袋」を入れているものもあります。
この袋が破れておらず、表面の布地だけが破れているのであれば、縫うことでも対応は可能です。

応急処置方法
「袋が入っていない」「袋ごと破れた」場合は、「縫う」という方法が使えない以上、ダウンジャケットの応急処置は非常に難しいものになります。
それでも、「とにかく穴を塞ぎたい」「これ以上状況を悪化させたくない」ということであれば、ばんそうこうやダウンジャケット用のシートを使うことをおすすめします。
特に、ダウンジャケット用のナイロンシートの場合は、粘着力が強いので、はがれにくいと言われています。
ただし、ダウンジャケットの美しさを損ねてしまうこともあるのでご注意を。

一番キレイにお直しするにはどうするべき?
このように、ダウンジャケットの修復は、非常に難しいものです。
専門的な知識がない人が繕い、今までと同じような美しさを保ちながら着ていくのは、無理があるでしょう。
それほど、ダウンジャケットの穴を直すのは難しいのです。
一番確実に、そして一番キレイに直してもらえるのは、やはりプロに頼むことです。
お気に入りのダウンジャケットのお直しをするのなら、専門家を頼りましょう。

 

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