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洋服・職種別のお困りごと事例

SOS!こんな時の応急処置はどうしたらいい?~スーツの股下編

洋服にまつわるトラブルはいろいろありますが、もっとも困ったことの一つとして挙げられるのは、「仕事中に起こるトラブル」なのではないでしょうか。
「取引先に行く最中に、突然スーツの股下が破れてしまった!」こんなときの緊急避難策と対策をお教えします。

歩いていたら急にスーツの股下が……
スーツは毎日使ううちに摩耗していきます。特に、股下の部分は常に擦れる位置にあるため、知らないうちに薄くなっていってしまっているものです。
そしてある日急に破れてしまう、なんてことも……。
もちろん、「翌日が偶然休みだった」「帰り道に破れたので、明日は予備のスーツを使おう。出勤前にお直しに出せばいい」ということであればよいのですが、忙しい社会人のこと、なかなか時間をとることもできません。こんなときにはどうすればよいのでしょうか。
多くの人は、このような事態になったとき、「自分で直す方法」を考えるでしょう。ただ、スーツの直し方や応急処置の方法には少しコツがいります。仕事に使うアイテムだからこそ、失敗は許されません。

応急処置方法
取引先に行く最中に破れた、という緊急度合いが最も高いときには、ホッチキスでとめるのがよいとされています。裏側から止めてしまえば、それほど目立ちません。また、ちくちくと肌に当たって不愉快ではあるものの、安全ピンでとめると、ホッチキスで止めるとき以上に長持ちします。
接着剤で止める、という方法もあります。この方法はもっとも目立たないで済む応急処置なのですが、生地を激しく傷めてしまいます。
「安物のスーツだから、もともと穴があいたら捨てるつもりだった」というケースならばよいのですが、修理して使うつもりならばやめておきましょう。
家に持って帰って修理ができるようなら、まずは「共布」を探します。スーツを買ったときについてくるものであり、ボタンなどとセットになっています。これは文字通り「共布」であり、スーツとまったく同じ色をしていますから、これを当て布にして縫い付けていけば、ほとんど目立たない仕上がりになるでしょう。
手芸用の糊やテープを利用すれば簡単にふさぐこともできますが、これらは水分には弱いというデメリットがあります。クリーニングに出すことが求められるスーツの場合、若干不安要素が残るので、やはり「縫う」という方法をとるのが良いでしょう。

今回のまとめ
スーツはこのようにして自分自身でも、ある程度は繕うことができます。手芸が得意な人や几帳面な人であるなら問題なく行えるでしょう
ただ、スーツというのはやはり「外に着ていく」ものです。きれいに繕えなかったり、穴が広がったり、クリーニングに弱かったりするのであれば、やはり不安です。
このような不安を抱える人は、当社にお任せ頂ければと思います。

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